意美音メルマガ95
コンクールに備える(1)

バックナンバーはこちら


こんにちは。あと2か月もするとカワイ音楽コンクールの予選会が始まりますね。コンクールというと、「敷居が高い」と考えがちですが、「どういうものかよくいわからない」という人も多いのでは。そこで今回は、河合楽器製作所音楽教育部教育指導課の遠山眞理さんに、コンクールとはどういうもの?心構えは?などについて伺いました。


  1. TOP
  2. 自分に合ったコンクール
  3. 集中した時間を持つ
  4. さらなるステップ
  5. プロフィール


自分に合ったコンクール

コンクールというと、「よほどうまい人だけのもの」と思ってしまうかも知れませんが、カワイコンクールでは「音楽教育の一貫」と捉えています。ある程度勉強が進んだら、自分に合ったコンクールを捜してチャレンジしてみるといいでしょう。


例えばピアノだと、「深く興味を持ちだしたころ」がコンクールに出る目安となります。また、教師が「深く興味を持たせたい」と考えたときに、その生徒に出場を促すこともあります。



戻る


集中した時間を持つ

コンクールに出るとなると、1曲を掘り下げて勉強することになります。楽曲の特長を捉えた演奏をするために、作曲家の生きた時代やその人自身を深く知ることも大切になってくるのです。その時代の舞曲のステップを踏んでみるなど、ただ譜面を読んで音の再生をするような練習とは全く違ったレッスン内容になっていきます。


生徒のモチベーションがとても上がるので、かなり集中した練習時間を持つことにも。ただ音を拾い、流して弾くなどという状態と違うので、脳も活性化されてきます。



戻る


さらなるステップ

コンクールに出ることは、他にもいろいろと利点があります。何といっても、ステージに上がって聴衆の前で演奏をすることは貴重な体験になるでしょう。他にも聴衆に向かって美しいお辞儀をするなど、将来社会に出てから役立つことと思われる礼儀も身に付いていきます。


トライする、そして音楽を深く勉強することが、コンクールでの達成感に繋がります。良い演奏ができたことの喜びが次へのステップとなるのですね。


次回は、カワイ音楽コンクールについて詳しくお話しします。



戻る



遠山眞理プロフィール

静岡県出身。浜松学芸高校音楽科、武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。斎田四方、水谷訓子、善積利津子、中山靖子、守田貞勝の各氏に師事。カワイ音楽学園で指導にあたるのと同時にカワイ音楽教室の講師も勤める。中部支社地域政策室ピアノ専門講師を経て、本社音楽教育部教育指導課ピアノ専門講師となり現在に至る。



戻る



今回の内容はいかがでしたか?

あなたからのご意見・ご感想・リクエストをお待ちしております。
info@imion.jp

次回予定:10月23日(木)


1〜 11〜 21〜

31〜 41〜 51〜

61〜 71〜 81〜

91〜 101〜

BOTTOM


Vol.1 (2004.10.28)

Vol.2 (2004.11.4)

Vol.3 (2004.11.11)

Vol.4 (2004.11.18)

Vol.5 (2004.11.25)

Vol.6 (2004.12.2)

Vol.7 (2004.12.9)

Vol.8 (2004.12.16)

Vol.9 (2004.12.23)

Vol.10 (2005.1.13)

TOPへ

Vol.11 (2005.1.27)

Vol.12 (2005.2.10)

Vol.13 (2005.2.24)

Vol.14 (2005.3.10)

Vol.15 (2005.3.24)

Vol.16 (2005.4.7)

Vol.17 (2005.4.21)

Vol.18 (2005.5.19)

Vol.19 (2005.6.2)

Vol.20 (2005.6.16)

TOPへ

Vol.21 (2005.6.30)

Vol.22 (2005.7.14)

Vol.23 (2005.7.28)

Vol.24 (2005.8.11)

Vol.25 (2005.9.1)

Vol.26 (2005.9.15)

Vol.27 (2005.9.29)

Vol.28 (2005.10.13)

Vol.29 (2005.10.27)

Vol.30 (2005.11.10)

TOPへ

Vol.31 (2005.11.24)

Vol.32 (2005.12.8)

Vol.33 (2005.12.22)

Vol.34 (2006.1.19)

Vol.35 (2006.2.2)

Vol.36 (2006.2.16)

Vol.37 (2006.3.2)

Vol.38 (2006.3.16)

Vol.39 (2006.3.30)

Vol.40 (2006.4.13)

TOPへ

Vol.41 (2006.4.27)

Vol.42 (2006.5.25)

Vol.43 (2006.6.8)

Vol.44 (2006.6.22)

Vol.45 (2006.7.6)

Vol.46 (2006.7.20)

Vol.47 (2006.8.3)

Vol.48 (2006.8.24)

Vol.49 (2006.9.7)

Vol.50 (2006.9.21)

TOPへ

Vol.51 (2006.10.5)

Vol.52 (2006.10.19)

Vol.53 (2006.11.2)

Vol.54 (2006.11.16)

Vol.55 (2006.11.30)

Vol.56 (2006.12.14)

Vol.57 (2007.1.18)

Vol.58 (2007.2.1)

Vol.59 (2007.2.15)

Vol.60 (2007.3.1)

TOPへ

Vol.61 (2007.3.15)

Vol.62 (2007.3.29)

Vol.63 (2007.4.12)

Vol.64 (2007.4.26)

Vol.65 (2007.5.17)

Vol.66 (2007.5.31)

Vol.67 (2007.6.15)

Vol.68 (2007.6.28)

Vol.69 (2007.7.12)

Vol.70 (2007.7.26)

TOPへ

Vol.71 (2007.8.9)

Vol.72 (2007.8.30)

Vol.73 (2007.9.27)

Vol.74 (2007.10.12)

Vol.75 (2007.10.25)

Vol.76 (2007.11.8)

Vol.77 (2007.11.22)

Vol.78 (2007.12.6)

Vol.79 (2007.12.20)

Vol.80 (2008.1.17)

TOPへ

Vol.81 (2008.1.31)

Vol.82 (2008.2.14)

Vol.83 (2008.3.6)

Vol.84 (2008.3.20)

Vol.85 (2008.4.3)

Vol.86 (2008.4.17)

Vol.87 (2008.5.15)

Vol.88 (2008.5.29)

Vol.89 (2008.6.12)

Vol.90 (2008.6.26)

TOPへ

Vol.91 (2008.7.11)

Vol.92 (2008.7.24)

Vol.93 (2008.8.28)

Vol.94 (2008.9.11)

Vol.95 (2008.10.9)

Vol.96 (2008.10.23)

Vol.97 (2008.11.6)

Vol.98 (2008.12.4)

Vol.99 (2008.12.18)

Vol.100 (2009.1.22)

TOPへ

配信予定は予告なく変更する場合があります。

無断複写・転載禁止
バックナンバー
発行 河合楽器製作所