意美音メルマガVol.31
音楽イタリア紀行(1)

Buongiorno, Come sta? ボンジョルノ コメスタ
(こんにちは、ごきげんいかが?)

紅葉シーズンも終わりを向かえ、いよいよ、本格的な冬のシーズン。布団も、上着も、一枚一枚と増えていきますね。

今年最後の特集は、「音楽イタリア紀行」と題し、旅する気分で、イタリア音楽と簡単なイタリア語を紹介していきます。

音楽イタリア紀行
- カンツォ−ネ -

南イタリア最大の都市・ナポリは、世界三大美港のひとつサンタ・ルチア港を有する、海と太陽に恵まれた美しい街。
ナポリ湾にそびえるヴェスヴィオ山、その大噴火によって埋没した都市ポンペイなど、観光地としても有名です。

そしてイタリアの代表的な食べ物「ピッツァ」の発祥もこのナポリ。
昔からナポリには、ピッツァ焼き職人を常駐させた"Pizzeria(ピッツェリア)"と呼ばれるピザ専門店があります。
美味しいものには目がないイタリア人は、そこにピッツァを求めて集まり、いつしかピッツェリアは、食べて、飲んで、歌って...と楽しむ、庶民の社交場となっていきました。

そんな宴を盛り上げるために歌われたのが、地元ナポリの民謡「カンツォーネ」です。
よく耳にする「オー・ソレ・ミーヨ」や「遥かなるサンタ・ルチア」も、そんなナポリの民謡のひとつです。

日本で知られる子どものうたの中でも愉快なのが「鬼のパンツ」。「鬼のパンツはいいパンツ、強いぞ〜」というアレです。
虎の皮製で、5年、10年たっても破れないなんて、かなり欲しいかも。と思ってしまうのですが、実はこの曲、「フニクリ フニクラ」というカンツォ−ネの替え歌なんです。

ナポリ語でかかれた原曲は、登山鉄道で登り降りを繰り返しながら、結婚を決意するという男の愛の歌。
「鬼のパンツ」からは想像もつかない内容ですねっ。

またこの曲は、利用客の少ない登山鉄道をPRするために作られた、世界初のCMソングだとも言われています。作詞はべッピーノ・トゥルコ、作曲はルイジ・デンツァで、発表されるや否や大評判となり、思惑どおり、鉄道利用者が大幅に増えたそうです。

日本に広まったのは、NHKの子供向け歌番組からだそうで、幼稚園のお遊戯曲の定番というのもうなずけますね。

簡単イタリア語レッスン
「ピッツァ、お願いしま〜す」

旅行先の楽しみといえば、美味しい食事の時間。美食の宝庫イタリアなら、なおさらですね。

せっかく入ったバールやリストランテで、食べたい料理をスムーズに注文するためにも、覚えておくと便利です。

Una pizza, per favore.ウナ ピッツァ ペル ファヴォーレ
- ピッツァお願いします

〜, per favore は、何にでも使えます。

例1
Una birra, per favore.ウナ ビーラ ペル ファヴォーレ
- ビールお願いします

例2)
Un cappuccino, per favore.ウン カップッチーノ ペル ファヴォーレ
- カプチーノお願いします

是非お試し下さい!

意美音クリスマスキャンぺーン
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