意美音メルマガVol.38
ご質問ありがとう!

お急ぎの方

こんにちは、ごきげんいかがですか?

すっかり春らしい陽気となり、花や緑や虫たちが、待ってましたと言わんばかりに、毎日せっせと活動しています。

みなさんも彼らに負けない快調な早春を送っていますか?「春眠、暁を覚えず」なんて方はいませんよね!?

さて今号は、意美音メルマガに届いたご質問を取り上げたいと思います。

これまで、たくさんのご質問を頂戴しました。ありがとうございます。

今後もメルマガでお答えしていく予定ですので、ご期待くださいね。


ご質問ありがとう!

かえるの歌って誰が作ったんですか?
歌詞
輪唱

ホルンの管の長さは、どこからどこまでを計るの?
ホルンの成り立ち


質問1 / かえるの歌って誰が作ったんですか?

「かえるの歌」といえば、元気な蛙の泣き声が、田植えを終えた里山に響き渡る、日本の風情を思い描がかせます。

けれど意外にも、ドイツの民謡が元になっていて、そこに作曲家の岡本敏明さんが詞をつけています。

一般にみなさんは「かえるの歌」といいますよね?でも正式な曲名は、「かえるの合唱」なんですって。
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さらに、文部省唱歌における歌詞を見てみると、なんと「ケケ ケケ ケケ ケケ、クウァ、クウァ、クウァ」が正解とか。

「ケロ、ケロ…」や「ゲロ、ゲロ…」、「ゲゲゲゲ…」で教わったという方も、多んじゃないかな?
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また「かえるの合唱」を歌う時、同じ旋律を後追いして歌った経験ありますよね?

これは「カノン」といって、中世ヨーロッパの教会音楽の中で生まれまた技法です。「J.S.バッハ」は、のちにこのカノンを完成域にまで高めています。

最後に「カエルの日」をお教えしましょう!「ケロケロ」との語呂を合わせた6月6日。梅雨が大好きなカエルには、ピッタリですね。
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質問2 / ホルンの管の長さは、どこからどこまでを計るの?

どこからどこまで、とお答えしたい所ですが、外観だけで判断するのは、ちょっと難しいかもしれません。

一般的にホルンには、シングルホルンとダブルホルンがあり、管には、360cmのF管(ヘ調)、270cmのBフラット管(変ロ調)、2種類があります。これらの違いで、長さは変わるのです。

シングルホルンは、F管、Bフラット管どちらか一方のみ(360cm or 270cm)、ダブルホルンは、F管、Bフラット管の組み合わせです。

ちなみに高音域での演奏を行う場合、ダブルホルンにハイF管(180cm)を組み合わせたトリプルホルンが使われることもあります。
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それでは、ホルンの成り立ちも紹介しましょう。

ホルンは当初、楽器としてではなく、狩猟に使う信号用の笛として生まれました。ですから当時は、動物の角で作っていたため、「ホルン=角」という名前がついたようです。

ホルンは、音が出るラッパ部分(ベル)を、観客のいない方に向けて演奏します。よーく考えると大変おかしいのですが、これには成り立ちが大きく関係しています。

馬に乗りながらの狩猟でも邪魔にならないよう、管を丸めて肩に担ぎ、後方の人にも狩猟の合図が聞こえるよう、音の出る部分を後ろに向けた名残りなのだそうです。

最後に、ウルトラセブンの主題歌の中で、「セブン、セブン、セブン、ヴォ〜!!」と、轟くあれこそ、このホルンですぞ。
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◇今号の意美音はいかがでしたか?

次号は、3月30日(木)配信の予定です。

皆様からのご意見・ご感想をお待ちしております。
info@imion.jp


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