意美音メルマガVol.49
運動会はマーチが決め手

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運動会はマーチが決め手
- ジョン・フィリップ・スーザ
- カール・タイケ
- 古関裕而


運動会はマーチが決め手

こんにちは。9月に入って一気に秋めいてきましたね。

秋というと、まず思い出すのが運動会。

そこで今回は、今は懐かしくなってしまった定番の運動会マーチを作った作曲家にスポットを当ててみたいと思います。
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●ジョン・フィリップ・スーザ(1854〜1932)

1854年にワシントンで生まれたスーザは、トロンボーン奏者であった父親の影響もあり、幼少の頃からしっかりとした音楽教育を受けてきました。

13歳になってアメリカ海兵隊軍楽隊の見習い楽士として入隊し、18歳の時には最初の行進曲「閲兵」を作曲。

20代には、「忠誠」「ワシントンポスト」などの傑作マーチを生み出し、人々から「マーチ王」と呼ばれるまでになりました。

77歳の生涯で130曲を超えるマーチを作曲したスーザ。今なお多くの人に愛されています。


☆星条旗を永遠なれ

スーザの最高傑作ともいわれ、マーチの中でも最も親しまれている曲。

スーザ自身もこの曲が大変気に入り、自らのバンド「スーザ・バンド」の演奏会でも欠かさず演奏したとのことです。

後にアメリカの第2の国歌ともいわれるようになりました。
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●カール・タイケ(1864〜1922)

ドイツの鍛冶屋の息子として生まれたタイケは、14歳で音楽の勉強を始め、様々な楽器を習得しました。

19歳でヴェルテンブルグの陸軍に音楽家として入隊。

作曲家としても活動し、軍隊行進曲を100曲以上も残しました。


☆旧友

ドイツを代表する名行進曲。この曲は軍楽隊でオーボエを吹いていたときの作品です。

当初、この曲は認められず、「こんな作品は焼いてしまえ」と酷評されたというエピソードも。

その際、励ましてくれた仲間たちの温かい友情に感激したタイケは、「旧友」という題名を付けたといわれています。
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●古関裕而(1909〜1989)

昭和を代表する流行歌の作曲家。

阪神タイガースの「六甲おろし」に代表されるように、たくさんの応援歌や行進曲も手掛け、「和製スーザ」とも呼ばれました。

東京オリンピックの「オリンピックマーチ」や全国高校野球選手権大会のテーマ曲「栄冠は君に輝く」も彼の作品です。


☆スポーツ・ショー行進曲

この曲は1946年、NHKの「空の劇場」というラジオ番組の中で、スポーツショーのテーマとして作曲されました。

今でもNHKのスポーツ番組のテーマ曲として流れています。
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次号は、9月21日(木)配信の予定です。

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