意美音メルマガVol.44
決戦はいよいよ明朝!

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はじめに

ヴェルディのアイーダ
- なぜサッカーの応援歌に?
- イタリアのパルマ

日本の応援ソング


はじめに

世界中が2006ワールドカップサッカー大会で沸きに沸いています。明日いよいよは、日本対ブラジル戦。

オーストラリアに勝っていれば… 3点取られたのはイタイ… あの選手が出ていれば…など、いろいろな声が聞こえてきますが、それはもう過ぎたこと。

今は日本が勝つことだけを祈って応援しましょう。日本時間明朝4:00キックオフです!

さて今回は、そんなサッカーにまつわるお話。サッカーと吹奏楽・・・。一見、つながらない感じがしますが、サッカーの応援歌には吹奏楽でも演奏される名曲がたくさん。
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ヴェルディのアイーダ

特に応援歌として国内外を問わず使われているのが「アイーダ」。

日本のクラブチームの試合などでも、必ずといっていいほどサポーターが大合唱するあの歌ですね。

これは第2幕、第2場の「凱旋行進曲」で、エチオピアとの戦いに勝利したエジプト兵たちが、国王の前を凱旋していく場面で流れます。
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でもなぜ、この曲がサッカーの応援歌として歌われるのでしょうか?

アイーダは、イタリア人のジョゼッペ・ヴェルディが作曲したエジプトを舞台とする大スペクタルオペラ。

このオペラは、スエズ運河の開通記念にエジプトのカイロに新設されたオペラハウスのこけら落としのために作曲されました。
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ジョゼッペ・ヴェルディは、イタリアのパルマ地方出身。

偉大なヴェルディの功績をたたえ、彼の生誕100周年の年にサッカーチーム「ヴェルディFC」が設立されました。

これはなんとあの中田英寿選手が所属していたACパルマの前身のチームです。

このヴェルディFCが選手の入場時に使っていたのがこの凱旋行進曲なのです。

サッカースタジアムは、オペラ劇場と似たような趣もありますが、現実から少し離れ、狂乱と熱気に人々を導く・・・。

それが、サッカー応援歌としてアイーダの凱旋行進曲が広く使われることになったのではないでしょうか?
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日本の応援ソング

日本では国内Aマッチや天皇杯決勝で優勝チームを表彰するときの音楽はご存知ですか?

作曲坂本龍一氏のこの曲がCD化されています。

日本代表のサポーター集団「ウルトラス」作詞バージョンや、作曲家伊藤康英氏が吹奏楽のためにアレンジした吹奏楽バージョンなどを収録しています。

とくに吹奏楽バージョンは、サッカーらしくのびのびとかつ荘厳な仕上がり。聞いているだけで心が高揚してきます。

シエナウインドオーケストラの演奏ということもあり、お薦めの一曲です。

THE JAPANESE SOCCER ANTHEM
〜日本サッカーの歌〜
ジェネオン エンタテインメント
GNCL-0017
1,000円
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◇今号の意美音はいかがでしたか?

次号は、7月6日(木)配信の予定です。

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info@imion.jp


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