意美音メルマガVol.34
シシリーな南国トラベル

Ciao! Come sta?(こんにちは!ごきげんいかが?)

今年最初の『音楽イタリア紀行』は、イタリアの最南端「シチリア島」を旅しながら、シチリア島の伝統音楽に触れてみましょう。


音楽イタリア紀行

「シチリア島」は、長靴の形をしたイタリアのつま先あたりにあります。

“地中海の十字路"などと呼ばれ、古くから異文化交流が活発。イタリア本土とは違うオリジナルな雰囲気です。

美しいビーチも有名だから、世界中から人が集まる“地中海の楽園"なんですよ。

シチリア島の州都・パレルモは、12世紀に建てられた「エレミティー教会」や、ゴッドファーザー3のラストシーンで有名な「マッシモ劇場」が見所。

「マッシモ劇場」は、パリのオペラ座、ミラノのグランドオーバーに次ぐ客席数なんだって。

ほかにも、アグリジェントの「古代ギリシャの神殿群」や、ピッツア・アルメリーナのモザイク傑作「カザーレ荘」など、希少な世界遺産が島中にあるんです。

そしてタオルミーナは、イタリア屈指の高級リゾート地。

せり上がる斜面に立つ「ギリシャ劇場」やシチリアのシンボル「エトナ 山」、その裾野に広がるコバルトブルーの海と、キラキラと輝く太陽。

一度は行ってみたいですよねっ。

そんなシチリア島の音楽は、マンドリンやオカリナを用いて、歌ったり踊ったりします。

儀式、祭典、収穫といった日常生活にも深く浸透していて、8分の6拍子の特徴なリズムに、心癒されるはず。

この曲調は「シチリア舞曲」といって、バッハ、フォーレ、ヘンデルといった作曲家も好んで使いました。

フォーレのシシリエンヌ(=シチリア舞曲)は1897年に作曲され、翌年、組曲「ペアレスとメリザンド(Op.80)」の中の1曲として編曲されましたが、劇中では主人公の2人が愛を語り合うシーンで使われています。

当初はチェロとピアノだったのが、編曲の際に管弦楽になり、現在は、フルートをはじめ多くの楽器で演奏される人気作品です。


簡単イタリア語レッスン
すばらし〜!

オペラ終演後に聞きそうな言葉ですが、希少な文化遺産や美しい世界遺産など、感動を目の前にしたら、思いっきり言っちゃいましょう!

「Bravo! (ブラーヴォ)」

「ブラボー」と言ってしまいがちですが、そこは気をつけて。

◇今号の意美音はいかがでしたか?
次号の配信日は、2月2日(木)です。

皆様からのご意見・ご感想をお待ちしております。
info@imion.jp


1〜 11〜 21〜

31〜 41〜 51〜

61〜 71〜 81〜

91〜 101〜

BOTTOM


Vol.1 (2004.10.28)

Vol.2 (2004.11.4)

Vol.3 (2004.11.11)

Vol.4 (2004.11.18)

Vol.5 (2004.11.25)

Vol.6 (2004.12.2)

Vol.7 (2004.12.9)

Vol.8 (2004.12.16)

Vol.9 (2004.12.23)

Vol.10 (2005.1.13)

TOPへ

Vol.11 (2005.1.27)

Vol.12 (2005.2.10)

Vol.13 (2005.2.24)

Vol.14 (2005.3.10)

Vol.15 (2005.3.24)

Vol.16 (2005.4.7)

Vol.17 (2005.4.21)

Vol.18 (2005.5.19)

Vol.19 (2005.6.2)

Vol.20 (2005.6.16)

TOPへ

Vol.21 (2005.6.30)

Vol.22 (2005.7.14)

Vol.23 (2005.7.28)

Vol.24 (2005.8.11)

Vol.25 (2005.9.1)

Vol.26 (2005.9.15)

Vol.27 (2005.9.29)

Vol.28 (2005.10.13)

Vol.29 (2005.10.27)

Vol.30 (2005.11.10)

TOPへ

Vol.31 (2005.11.24)

Vol.32 (2005.12.8)

Vol.33 (2005.12.22)

Vol.34 (2006.1.19)

Vol.35 (2006.2.2)

Vol.36 (2006.2.16)

Vol.37 (2006.3.2)

Vol.38 (2006.3.16)

Vol.39 (2006.3.30)

Vol.40 (2006.4.13)

TOPへ

Vol.41 (2006.4.27)

Vol.42 (2006.5.25)

Vol.43 (2006.6.8)

Vol.44 (2006.6.22)

Vol.45 (2006.7.6)

Vol.46 (2006.7.20)

Vol.47 (2006.8.3)

Vol.48 (2006.8.24)

Vol.49 (2006.9.7)

Vol.50 (2006.9.21)

TOPへ

Vol.51 (2006.10.5)

Vol.52 (2006.10.19)

Vol.53 (2006.11.2)

Vol.54 (2006.11.16)

Vol.55 (2006.11.30)

Vol.56 (2006.12.14)

Vol.57 (2007.1.18)

Vol.58 (2007.2.1)

Vol.59 (2007.2.15)

Vol.60 (2007.3.1)

TOPへ

Vol.61 (2007.3.15)

Vol.62 (2007.3.29)

Vol.63 (2007.4.12)

Vol.64 (2007.4.26)

Vol.65 (2007.5.17)

Vol.66 (2007.5.31)

Vol.67 (2007.6.15)

Vol.68 (2007.6.28)

Vol.69 (2007.7.12)

Vol.70 (2007.7.26)

TOPへ

Vol.71 (2007.8.9)

Vol.72 (2007.8.30)

Vol.73 (2007.9.27)

Vol.74 (2007.10.12)

Vol.75 (2007.10.25)

Vol.76 (2007.11.8)

Vol.77 (2007.11.22)

Vol.78 (2007.12.6)

Vol.79 (2007.12.20)

Vol.80 (2008.1.17)

TOPへ

Vol.81 (2008.1.31)

Vol.82 (2008.2.14)

Vol.83 (2008.3.6)

Vol.84 (2008.3.20)

Vol.85 (2008.4.3)

Vol.86 (2008.4.17)

Vol.87 (2008.5.15)

Vol.88 (2008.5.29)

Vol.89 (2008.6.12)

Vol.90 (2008.6.26)

TOPへ

Vol.91 (2008.7.11)

Vol.92 (2008.7.24)

Vol.93 (2008.8.28)

Vol.94 (2008.9.11)

Vol.95 (2008.10.9)

Vol.96 (2008.10.23)

Vol.97 (2008.11.6)

Vol.98 (2008.12.4)

Vol.99 (2008.12.18)

Vol.100 (2009.1.22)

TOPへ

配信予定は予告なく変更する場合があります。

無断複写・転載禁止
バックナンバー
発行 河合楽器製作所