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 防音の基礎知識を知って快適に楽器演奏を楽しもう
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 こんにちは。このメルマガを読んで下さっている皆さんの中に
 は、楽器を演奏されている方も多いと思います。ピアノ、ヴァ
 イオリン、ドラム・・・、どんなに美しい音でも、聞く人の状態
 によってはうるさく感じることも。



 特に受験生やご病気の方がいらっしゃるご家庭では、騒音がス
 トレスの原因になってしまうこともあります。誰にも迷惑を掛
 けず快適に楽器を楽しむためには、防音の知識を知っておくこ
 とが大切ですね。



 私たちはさまざまな音に囲まれて生活しています。そしてこの
 「音」ほど、聞く人の心理状態や立場によって感じ方が違うも
 のはないといわれています。ではどういう音が好ましく、一方
 ではうるさく感じるのでしょうか?




 気になる音、気にならない音
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 一般的に、雨だれの音や、松風の音、波の音のように自然が作
 り出す音は、好ましかったり慣れたら気にならない性質の音の
 ようです。しかし映画館や劇場でお菓子の袋をガサガサさせる
 音や電話の脇でのひそひそ話などは、弱い音なのにうるさいと
 感じたりします。



 これは「その音が特に意味を持つ音かどうかに関係している」
 ともいわれ、人の声やピアノなどの楽器の音は「メロディーや
 意思を持った音」のため、音がやんでからも人の耳に残りやす
 く、それが負担となりうるさく感じるものなのだそうです。



 このように気になる音は、少しの工夫で和らげることができま
 す。ピアノを例に自分でできる防音対策をご紹介しますね。



 1.部屋のレイアウトで音が変わります
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 音には光とよく似た性質の「反射」があります。壁や天井、床
 にあたった音は減衰するまで反射を繰り返すため、反射が強い
 場合はとてもうるさく感じます。そんな場合には、部屋に起伏
 を作りましょう。壁にタペストリーを掛ける、起伏の多い形状
 のカーテンを付ける、吸音効果の高い毛足の長いカーペットを
 敷くなどが効果的です。



 2.ピアノの音は意外と遠くまで聞こえます
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 ピアノを使用する時間帯によっては、窓や雨戸を閉め、弱音ペ
 ダルを使用する配慮も大切です。アパートやマンションなどで
 は、階下などへの振動を防ぐため、防振ゴムのピアノ用イン
 シュレーターを使いましょう。



 3.距離が2倍になれば音の強さは4分の1に
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 音の強さは距離が離れるほど小さくなるので、外壁から離せば
 離すほど防音になります。また音の大きさを半分にするには、
 壁の厚さを4倍にする必要があります。



 4.ある音だけが大きく聞こえたり、音が消えない場合
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 家具などを利用して音をいろいろな方向へ乱反射させましょ
 う。部屋に凹凸を付けたり、吸音材などを使うこともお薦めで
 す。





 自分であれこれ工夫してもなかなか音の問題が改善されない場
 合は、「防音ルーム」を設置するのもいいでしょう。カワイ防
 音ルーム「ナサール」にはさまざまはタイプの防音ルームがあ
 ります。


 4月25日までは、コンサルティングキャンペーンを実施。防
 音の専門家が無料防音コンサルティングを行ってくれます。他
 にもプレゼントがいっぱい。この機会にあなたの家の防音につ
 いて見直してみませんか?


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