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こんにちは。8月に入ると高校野球ファンが待ちに待った全国高校 野球選手権大会が始まります。高校野球の最大の魅力はそのドラ マ性だとよくいわれますが、確かに選手たちの一生懸命なプレー は見る人の心に響きます。 そんな高校野球になくてはならないものが、スタンドの応援で す。高校野球ファンの中には、試合そのものと同じくらいに各校 の応援合戦を楽しみにしている人も多いとか。そこで今回は、高 校野球における吹奏楽応援歌のお話を。 よく聴くと楽しめる応援歌 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 高校野球の応援歌は、かなりたくさんの種類があります。定番 は、「大進撃」や「コンバットマーチ」。攻撃が佳境に入ったと きに必ず演奏される曲です。これらのように何十年も演奏され続 けている曲に加えて、最近よく耳にするのが「狙い撃ち」や 「タッチ」、「サウスポー」といった曲。 「狙い撃ち」は山本リンダのヒット曲ですが、これは題名がいか にも野球的。「タッチ」は野球アニメのテーマソングで、ピンク レディーの「サウスポー」も野球をテーマにした歌謡曲なので、 いずれも応援歌として納得できます。「鉄腕アトム」や「ルパ ン」にいたっては野球とは関係ないですが、アニメの内容(主人 公が正義の味方という点など)が強さを感じさせるので応援歌と して採用されているのでしょう。 しかし中には、ふと考えるとちょっと理解できない曲も。 「ひみつのアッコちゃん」のエンディングテーマ曲の「すきすき アッコちゃん」がそれ。野球とは全く関係ないアニメで、歌詞の 内容に強さも正義感もありません。なぜこの曲が応援歌にという 疑問は残りますが、ノリがいいので好まれているのでしょうか。 いろいろな高校で演奏されているので、ぜひ意識して聴いてみて ください。 吹奏楽での応援っていつから始まったの? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今ではあたりまえになった吹奏楽での応援ですが、歴史は意外に 古く昭和20年代前半には行われていました。東京六大学野球で慶 応大学が始めたのが、日本で最初といわれています。その後、六 大学全てで吹奏楽による応援をするようになり、プロ野球や高校 野球に広まったそう。 特に高校野球にいたっては、野球応援をしたいがために吹奏楽部 に入部する人もいるとか。上記のような曲を演奏する学校が大半 ですが、その学校オリジナルの曲だけを演奏する高校もあるので (応援歌がCDになっている学校も!)、熱戦を見ながら耳ではぜ ひチェックを。 第88回全国高校野球選手権大会、開幕は8月6日です。
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