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こんにちは。連日の猛暑で少々バテ気味・・・などということは ありませんか? でもまだまだ本格的な夏はこれから。今からス タミナを備えて、この夏もアクティブに過ごしたいですね。 これからの季節、吹奏楽もますますアツくなります。吹奏楽に季 節なんかあるの?と思われるかも知れません。でもあるんです。 7、8月は、いよいよ「全日本吹奏楽コンクール」の予選が各地で 行われます。地区予選から県大会、支部大会を経て10月の全国大 会まで、これから熱い戦いが全国各地で繰り広げられます。 全日本吹奏楽コンクールは、大きく中学、高校、大学。職場、一 般の5部門に分かれます。参加者全てが同一の学校、企業、官庁の 公認団体であることが必要で、該当地区の吹奏楽連盟に登録する ことが条件。毎年主催者が指定する課題曲と各団体が選曲する自 由曲の2曲で参加します。審査は9人の審査員が課題曲と自由曲の それぞれに対し技術・表現を5段階によって評価。結果によって金 賞・銀賞・銅賞のいずれかの賞が与えられます。 では過去の課題曲から、今でも様々な演奏会で演奏し続けられて いる人気の一曲をご紹介します。 風紋 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 保科洋の作曲による87年課題曲。あまりにも内容が良いというこ とで、コンクール後も演奏会でこの作品を取り上げる団体が続 出。今では吹奏楽の人気曲として完全に定着しています。 吹奏楽曲にはパンチの効いた元気な曲が多い中、風紋はメロ ディーの美しさ、やさしさが魅力。各楽器がそれぞれ活躍すると いうのも大きな特徴です。 吹奏楽曲には、風紋のように日本人の作曲家によるオリジナル曲 がたくさんあります。その中からもう一曲、この曲も演奏会で 引っ張りだこの曲です。 宝島 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ フュージョンバンドのザ・スクエアのメンバー、和泉宏隆作曲。 アルバム「S・P・O・R・T・S」収録。アルトサックスのソロが印 象的な曲で、ノリノリのサウンドは誰からも愛されるはず。演奏 会では、アンコールによく使用されます。夏を感じさせるお薦め の一曲です。 全日本吹奏楽コンクール2006の課題曲は、「架空の伝説のための 前奏曲」(第16回朝日作曲賞)、「吹奏楽のための一章」、「パ ルセイション」など。 全国大会は、中学の部10月21日(土)、高校の部10月22日(日) 普門館にて、大学の部10月28日(土)、職場・一般の部10月29日 (日)宇都宮市文化会館にて。どなたでも入場できるので、興味 のある方はぜひ足を運んで今年最高の演奏を堪能してください。
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