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フィギュアスケート世界一を決める「グランプリシリーズ」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。10月下旬から始まったフィギュアスケートグランプ リシリーズもいよいよ大詰めを迎えていますね。明日23日からは ロシア大会、29日からは日本大会、そしてグランプリファイナル が12月14日〜17日の予定で開催されます。 このグランプリシリーズは、フィギュアスケート「真の世界一」 を決める世界最高峰の舞台ともいわれています。アメリカ・カナ ダ・中国・フランス・ロシア・日本の世界6カ国のうち2戦に出場 し、その合計ポイントの上位6名が出場できるファイナルまで目 がはなせませんね。 迫力あるジャンプに氷上を舞う優雅な姿・・・スピード、スリル、 優美さなどなどいろいろな魅力を持つフィギュアスケートです が、選手それぞれの個性を見比べるのも楽しみ方のひとつ。そこ で、それぞれの選手の「決め技」についてお話しします。 ■4回転サルコウ 現在男子で最難度とされるのが、「4回転サルコウ」です。昨年 のグランプリシリーズで成功したのはフランスのブライアン・ ジュベール選手とロシアのドブリン選手だけ。今回もジュベール の力強いジャンプに注目が集まりそうですね。 ■トリプルアクセル 「トリプルアクセル」といえば浅田真央選手。6種類のジャンプ の中、唯一前向きに跳ぶのがアクセルジャンプです。現役女子で はめったに成功しない幻の技といえるでしょう。 ■コンビネーションジャンプ 安藤美姫選手やキム・ヨナ選手が得意とするのは「コンビネー ションジャンプ」。2つ以上のジャンプを組み合わせて連続で飛 ぶジャンプのことで、3回転−3回転を跳べることがトップスケー ターの証になります。女子最難度のトリプルルッツ−トリプル ループができるのは、安藤美姫選手だけです。 ■ステップ 「ステップ」が得意なのは高橋大輔選手。リンクをまっすぐ、ま たは斜めに横断しながら踏む「ストレートラインステップシーク エンス」は、音楽のクライマックス部分に効果的に使われます。 今回の「グランプリシリーズ」注目曲 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ フィギュアスケートは音楽と融合した芸術スポーツ。選手の持ち 味を生かすために音楽が大切な役割をします。今回のグランプリ シリーズで使用されている曲の中から2曲ご紹介しましょう。 ★幻想即興曲 浅田真央選手がフリーで使用している曲。フレデリック・ショパ ンが1834年に作曲したピアノ曲で、4曲の即興曲のうち最後に出 版されたもの。甘美で幻想的な曲で、左右異なるリズム進行が印 象的です。貴婦人的な高貴さの漂う曲なので、大人の女性になり つつある真央ちゃんにはピッタリの曲と言えますね。 ★ミス・サイゴン キム・ヨナ選手がフリーで使用しています。世界中で愛されてい るミュージカルで、ブロードウェイではロングラン公演歴代9位 に位置づいています。ヒロインの名前が「キム」というのも偶然 ではないような・・・。ベトナム戦争の悲劇を描いたミュージカル なので、キム・ヨナ選手の豊かな表現力に注目したいですね。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 意美音Vol.76 内容訂正のお詫び ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 前回配信致しましたメルマガ本文の中に間違いがありました。 下記の通り訂正致します。この場を借りてお詫び申し上げます。 ジョージ・ガーシュウィンの作品 誤)「ボギーとベス」 正)「ポギーとベス」(Porgy and Bess)
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