解説
『曲種』から

カンタータ【カンタータ】
cantata〔伊〕

 語源はイタリア語の cantare(歌う)。器楽曲のことをソナタといったのに対し、声楽曲をカンタータという。17 世紀のイタリアのモノディ(単旋律和声的な伴奏をつける様式)から生まれ、種々の形態の伴奏をもつアリアレチタティーヴォ重唱合唱などからなる声楽作品のひとつ。歌詞は宗教的なもの(教会カンタータ)も世俗的なもの(世俗カンタータ)もある。J.S.バッハに約200 曲の作品がある。

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