解説
『一般』から
12音技法
【じゅうにおんぎほう】
twelve-tone technique、Zwolftontechnik
〔英〕〔独〕
1オクターヴの12音全てに平等な価値を与え、音相互の音程関係を重視しながら行う作曲技法。作曲にあたり12音セリー(12音音列)を使用する。セリー(serie〔仏〕=音列)とは12の異なる音を一定の順序に配列したもので、1つのセリーの中では同じ音が2度使われてはならない。1つのセリーから「基本形」「転回形」「逆行形」「逆行形の転回形」が得られる。シェーンベルクが用い始めた。→12音音楽
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