解説
『作曲家と作品』から

トリスタンとイゾルデ
【トリスタンとイゾルデ】
Tristan und Isolde
〔独〕

 1865 年初演。全3幕の楽劇。中世の叙事詩に基づくワーグナー自身のドイツ語台本による作品。舞台は伝説上の中世。騎士トリスタンと王女イゾルデの恋愛の内面をえがく物語。純粋な愛への憧憬が半音階和声の連続によって激しく表現される。前奏曲、〈イゾルデの愛の死〉が有名。前奏曲冒頭の特徴的な半音階進行は、特に「トリスタン和音」と呼ばれ、調性機能和声)の極限を示すとされる。

新規検索

©(株)河合楽器製作所