解説
『ポピュラー』から

ディキシーランド・ジャズ
【ディキシーランド・ジャズ】Dixieland jazz

 1910 年代にアメリカのニューオリンズで生まれたジャズの初期のスタイルで、主に白人ミュージシャンによるもの。基本的にツー・ビート。ディキシーは南部諸州を指す俗称。なお、黒人によるニューオリンズ・スタイルも盛んだが、レコーディングのためミュージシャンがシカゴに移動し、1920 年代はシカゴがジャズの中心だった。特にルイ・アームストロング(通称サッチモ、トランペット)は器楽的スキャットでも一世を風靡した。〈聖者の行進〉が有名。

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