解説
『音楽教育』から

「赤い鳥」童謡運動
【あかいとりどうよううんどう】

鈴木三重吉、北原白秋、西條八十らによって大正7年に創刊された子ども向け雑誌《赤い鳥》に、当時の一流の詩人たちが次々と作品を発表し、後に山田耕筰、本居長世など、当時最高の作曲家たちがこれらの詩に曲をつけ、それまでの日本の童謡にはなかった新しい芸術性をもたらした。ここから生まれた代表作に〈カナリア〉〈赤い靴〉〈砂山〉などがある。

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