解説
『音楽史』から

偶然性の音楽
【ぐうぜんせいのおんがく】
chance operation
〔英〕

 チャンス・オペレーション。作曲や演奏に偶然性を取り入れた現代の音楽の1つ。偶然性は即興演奏の形で古くからあったが、方法論として広まったのは、アメリカの作曲家ジョン・ケージが1951 年に提唱して以来のことである。音高、リズムが確定しないため五線上に記譜せず、図形楽譜を使うことも多い。

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