解説
『作曲家と作品』から

ニーベルングの指環
【ニーベルングのゆびわ】
Der Ring des Nibelungen
〔独〕

 1876 年初演。3日と1晩の序夜のための舞台祝祭典劇。ワーグナー自身のドイツ語台本による作品。舞台は神話的時代。この楽劇は全部で4つの楽劇からなり、演奏は4日間にわたる。序夜〈ラインの黄金〉、第1日〈ワルキューレ〉、第2日〈ジークフリート〉、第3日〈神々のたそがれ〉。この作品は、これら4つの楽劇を音楽的には示導動機を用いて関連させ、まとめあげた大芸術品である。

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