解説
『一般』から
装飾音【そうしょくおん】
ornament、 grace note
〔英〕
元のメロディをより華やかにしたり演奏技巧を披露するため、メロディに加えられる飾りの音をいう。装飾する音を小さな音符(装飾音符)で表す場合と、装飾記号で表す場合とがある。
(1)前打音(appoggiatura〔伊・英〕アポジャトゥーラ=よりかかる)
1)長前打音(バロック時代に多い)
2)短前打音
3)複前打音
(2)後打音(中間打音)(after note〔英〕)
(3)装飾記号
1)モルデント(Mordent〔独〕)
主要音から2度下の音をへてすぐに主要音にかえる装飾音。
2)プラルトリラー(Pralltriller〔独〕)
主要音から2度上の音をへてすぐに主要音にかえる装飾音。
3)トリル(trill〔英〕)
装飾音の一種。音を震わすこと。ある音を2度上の音と交互に速く奏する。
記号はtr(tr )。
管楽器ではリップ・トリル、シェイクともいう。
4)ターン(turn〔英〕)
回音ともいう。ある音を軸にして2度上の音、そして2度下の音を経るもの。記号は.
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