解説
『作曲家と作品』から

オルフェオとエウリディーチェ
【オルフェオとエウリディーチェ】
Orfeo ed Euridice
〔伊〕

 1762 年初演。全3幕。イタリア語台本はカルツァビージで、ギリシャ神話に基づくもので、中の〈精霊の踊り〉が有名。この作品をきっかけにグルックオペラの改革に取り組む。すなわち、従来のイタリア・オペラでの不自然なまでの誇張を廃し、筋書きを簡略にして、音楽を劇の運びに従わせた。また、歌も安易な技巧を避けた。

新規検索

©(株)河合楽器製作所