解説
『楽器』から
大太鼓(バス・ドラム)
【おおだいこ(バス・ドラム)】
bass drum、gran cassa
〔英〕〔伊〕
(1)バス・ドラム
大きさは直径約70 〜 100cm くらいまである。木製の胴の枠に張った牛皮かプラスチックのヘッドが両面に取り付けられており、フープを締めるボルトで張力を調節できるようになっている。スタンドに縦にセットし演奏時には打面をやや上向きに構え、フェルト素材などの大きなヘッドのマレットで叩く。オーケストラで使用される最も大型の太鼓。→太鼓
(2)大太鼓(和太鼓)
神社の祭礼などに用いられる太鼓や、相撲のやぐら太鼓などの大型の太鼓。くすのきや、かしなどの堅い木をくりぬいて胴を作り、両面に馬や牛の皮を張り、たくさんの鋲でとめてある。祭ばやしでは大胴(おおどう)ともいう。
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