解説
『音楽史』から

新古典主義
【しんこてんしゅぎ】
neo-classicism〔英〕

 第一次世界大戦後に盛んになった作曲の傾向の一つ。後期ロマン派における情緒の過剰、管弦楽の巨大化や標題性、また印象主義への反動から、なるべく感情や主観を排除し、古典派以前の音楽に見られる単純明快な技法を重視する。ブゾーニストラヴィンスキーヒンデミットや、フランス6人組(オネゲルミヨープーランク、オーリック、タイユフェール、デュレ)らが代表的作曲家である。

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